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【2025年】窓用エアコンおすすめランキング5選!選び方と比較ポイントを紹介!

更新日:2025.6.19

最新の窓用エアコンをおすすめします!

「エアコンをつけたいけど、工事は面倒だし、賃貸だから壁に穴を開けられない…」そんな悩みをお持ちのあなたへ。窓用エアコンなら、工事不要で手軽に涼しい空間が手に入ります!室外機の置き場所がない場合や、一時的に別の部屋を冷やしたいときにも便利です。

この記事では、窓用エアコンの基本的な仕組みから、メリット・デメリット、一般的なエアコンとの違い、そしてあなたにぴったりの一台を見つけるための具体的な選び方のポイント、さらには設置方法や注意点まで、分かりやすく解説します。主要メーカーの特徴も比較していますので、ぜひ参考にしてください。この記事を読めば、あなたも窓用エアコンで快適な夏を過ごせること間違いなし!

窓用エアコンとは? 基本とメリット・デメリット

窓用エアコンの基本と仕組み

窓用エアコンは、その名の通り窓に取り付けて使用するタイプのエアコンです。一般的な壁掛けエアコンが室内機と室外機に分かれているのに対し、窓用エアコンは室外機と室内機が一体化しているのが最大の特徴です。これにより、壁に穴を開けるなどの設置工事が不要になります。

窓用エアコンのメリット

  • 設置が簡単: 専門業者による設置工事が不要で、壁に穴を開ける必要もありません。付属の窓枠(取り付け枠)を窓に設置し、本体を取り付けるだけで、自分で手軽に設置できます。
  • 省スペース: 室外機と室内機が一体となっているため、室外機を置くスペースが不要です。ベランダがない部屋や室外機の設置場所がない部屋でも設置可能です。
  • 賃貸物件にも設置可能: 壁に穴を開けずに設置できるため、賃貸住宅など現状復帰が必要な場合にも適しています。引っ越し時の取り外しも比較的容易です。
  • 比較的安価: 一般的な壁掛けエアコンに比べて本体価格が安価な傾向があり、初期費用を抑えられます
  • ドレン水処理の手間が少ない(ノンドレン方式): 多くの機種でノンドレン(ドレンレス)方式が採用されています。発生したドレン水(結露水)を内部で蒸発させるため、排水の手間がかからない、または大幅に軽減されます。(※設置状況や湿度によっては排水が必要な場合もあります)

窓用エアコンのデメリット

  • 運転音が大きい場合がある: 室外機と室内機が一体化している構造上、コンプレッサーなどの動作音が室内に伝わりやすく、一般的な壁掛けエアコンと比較して運転音が大きくなる傾向があります。静音性を重視する方は注意が必要です。
  • 冷房能力が低い場合がある: 壁掛けエアコンほどの冷房能力がないモデルが多く、適用畳数が限られます。特にリビングなどの広い部屋で使用する場合は、パワー不足を感じる可能性があります。
  • 電気代が高くなる可能性がある: 省エネ性能はモデルによって異なりますが、一部の壁掛けエアコンと比較して消費電力が高く、電気代がかさむ場合があります。APF(通年エネルギー消費効率)などの省エネ性能指標を確認することが重要です。
  • 設置できる窓が限られる: 主に左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する引き違い窓への設置を想定しています。特殊な形状の窓や、取り付けに必要な高さ・幅が確保できない窓には設置できません。
  • 窓の密閉性が低下する可能性: 取り付け方によっては窓との間に隙間ができやすく、気密性が低下する可能性があります。隙間をしっかり塞ぐ工夫が必要です。
  • デザインの選択肢が少ない: 壁掛けエアコンに比べると、デザインのバリエーションは限られます。

窓用エアコンを選ぶ際の基本注意点

  • 設置可能な窓の確認: 自宅の窓が引き違い窓であるか、また、製品ごとに定められた取り付け可能な窓の高さ、開き幅を満たしているか、事前に必ず確認しましょう。窓枠の立ち上がり(レールの高さ)も重要です。
  • 機能の確認: 基本的な機能は「冷房専用」ですが、一部メーカー(主にコロナ)からは暖房機能も備えた「冷暖房兼用」モデルも販売されています。ただし、暖房能力は冷房能力よりも低い場合が多い点に注意が必要です。
  • 取り付け作業: 自分で設置可能ですが、製品によっては20kg程度の重量があり、持ち上げたり固定したりする際に力が必要な場合があります。設置スペースや手順も事前に確認しましょう。
  • 内部乾燥機能の有無: 使用後にエアコン内部を乾燥させ、カビや臭いの発生を抑える「内部乾燥機能」が付いているか確認しましょう。お手入れの手間を軽減し、清潔に保つために重要な機能です。

窓用エアコンの選び方:重要ポイントをチェック

窓用エアコンを選ぶ際、何を基準にすれば良いか迷いますよね。快適な夏を過ごすためには、いくつかのポイントを押さえて選ぶことが大切です。

部屋の広さに合った能力(適用畳数・冷房能力)を選ぶ

窓用エアコンを選ぶ上で、まず最も大切なのが部屋の広さに合った能力を選ぶことです。エアコンの能力は「適用畳数」で表示されており、これはエアコンが対応できる部屋の広さの目安を示しています(例: 木造4畳、鉄筋6畳など)。

カタログなどには「冷房能力」としてkW(キロワット)数も記載されています(例: 1.4kW、1.6kW、1.8kWなど)。一般的に、数値が大きいほど冷やす力が強いことを意味します。多くのモデルは1.4kW~1.9kW程度です。

たとえば、6畳の部屋で使用する場合は、適用畳数が6畳以上の窓用エアコンを選ぶのが基本です。しかし、部屋の環境によっては、表示されている畳数よりも余裕を持った能力の機種を選ぶ方が快適に過ごせる場合があります。

  • 断熱性の低い部屋: 木造住宅や古い建物、窓が大きい部屋など、熱が出入りしやすい部屋。
  • 日当たりの良い部屋: 南向きや西向きで、窓から強い日差しが差し込む部屋。
  • 熱源が多い部屋: キッチンが近い、パソコンなどの電子機器が多い部屋。
  • 最上階や角部屋: 屋根や外壁からの熱の影響を受けやすい部屋。

静音性をチェック(運転音)

窓用エアコンは構造上、壁掛けエアコンよりも運転音が大きくなる傾向があります。特に、寝室や書斎など、静かな環境で使いたい場合は、運転音ができるだけ小さいモデルを選ぶようにしましょう。

運転音の大きさはデシベル(dB)という単位で示されます。数値が小さいほど静かです。多くのモデルで実測値が47dB~55dB程度となっています。目安として、50dBは「静かな事務所の中」、40dBは「図書館の中」程度の騒音レベルと言われています。

ただし、dB値だけでは実際の聞こえ方や不快感は判断しにくい面もあります。一部のレビューでは「静音モデルでも50dB程度あり、就寝時には気になる」という指摘がある一方、メーカーによっては「4層防音設計で39dB」といった、特に静音性に力を入れた製品もあります。

省エネ性能と電気代を比較する

エアコンは消費電力が大きい家電なので、省エネ性能と電気代は非常に重要なチェックポイントです。窓用エアコンは、一般的に壁掛けエアコンよりも電気代が高くなる傾向があるため、特に注意が必要です。

省エネ性能を確認する指標には以下のようなものがあります。

  • 期間消費電力量 (kWh): 一定の条件下で、シーズン中にエアコンを使用した際の推定消費電力量。この数値が小さいほど省エネです。電気代の目安を計算する際に使われます。
  • 消費電力 (W): 運転中に消費する電力。冷房時と暖房時(対応機種の場合)で異なります。

電気代の目安としては、機種によって差がありますが、1時間あたりの冷房運転で約11円~約16円程度となるモデルが多いようです(電力料金単価によって変動します)。

便利な機能を確認する(ノンドレン、内部乾燥など)

窓用エアコンには、快適性や利便性を高めるための様々な機能が搭載されています。特に注目したい便利な機能を確認しましょう。

  • ノンドレン(ドレンレス)方式: 冷却時に発生する結露水(ドレン水)をエアコン内部で蒸発させる仕組みです。これにより、排水の手間が不要になります。ほとんどの現行モデルで採用されていますが、湿度が高い環境などでは排水が必要になる場合もあるため、説明書を確認しましょう。
  • 内部乾燥(内部クリーン)機能: 冷房運転後に、エアコン内部を送風運転などで乾燥させる機能です。カビの発生や嫌な臭いを抑制し、清潔に保つのに役立ちます。お手入れの手間を減らすためにも、ぜひ搭載されているモデルを選びたい機能です。
  • タイマー機能 (入/切): 設定した時間に自動で運転を開始したり停止したりできます。就寝時や起床時、帰宅時間に合わせて設定すると便利で、電気代の節約にも繋がります。
  • おやすみ運転(スリープ運転): 就寝中の冷えすぎを防ぐために、設定温度を自動で調整したり、運転音を抑えたりする機能です。
  • 除湿機能: 部屋の湿度を下げて、ジメジメ感を解消します。梅雨時期などに活躍します。
  • フィルター自動掃除機能: 一部の高級モデルに搭載されている機能で、フィルターのホコリを自動で掃除してくれます。ただし、窓用エアコンでは搭載機種は少ない傾向です。
  • 換気機能: 室内の空気を排出し、外気を取り込む機能です。(搭載機種は限られます)

取り付けやすさを確認する

窓用エアコンは自分で取り付けられる手軽さが魅力ですが、製品によって取り付けのしやすさには差があります。特に女性や力に自信のない方は、取り付けやすさも重要な選択基準になります。

確認すべきポイントは以下の通りです。

  • 本体重量: 窓用エアコンの重量は20kg前後が一般的です。持ち上げて窓枠にはめ込む作業があるため、重さを確認しましょう。軽量設計を謳うモデルもあります。
  • 取り付け手順の分かりやすさ: 取扱説明書や、メーカーによっては動画での解説が用意されている場合があります(例: コロナ)。
  • 部品の取り付けやすさ: ネジの大きさや、取り付け枠の構造などが、取り付けやすさに影響します。レビューでは「コロナはネジが大きく扱いやすい」「トヨトミは部品を押し込むのに力が必要」といった声もあります。ハイアールも比較的取り付けやすいとされています。
  • 対応窓サイズと設置方向: 自宅の窓に取り付け可能か(高さ・幅)、また、一般的に窓の左側への設置が推奨されることが多いですが、右側に設置できるかなども確認しておきましょう。

吹き出し口の位置を確認する

意外と見落としがちなのが、冷風の吹き出し口の位置です。モデルによって、本体の右側、左側、中央など、吹き出し口の位置が異なります。

  • 部屋全体を効率よく冷やしたい場合: 部屋の中央に向かって風を送れるセンター吹き出しのモデル(例: トヨトミの一部モデル)が適しています。
  • 設置場所による制約がある場合: 家具の配置などにより、特定の方向に風を送りたい場合は、吹き出し口が左右どちらかにあるモデルが都合が良いこともあります。

設置する場所と、どのように冷風を行き渡らせたいかを考慮して、吹き出し口の位置もチェックしましょう。

暖房機能の必要性を検討する

窓用エアコンの多くは「冷房専用」モデルですが、一部には「冷暖房兼用」モデルも存在します。現在、国内メーカーではコロナが唯一、冷暖房兼用モデルを販売しています。

冬場の暖房としても使いたい場合は、冷暖房兼用タイプが選択肢になりますが、注意点もあります。

  • 暖房能力は控えめ: 一般的に、窓用エアコンの暖房能力は、同じ機種の冷房能力よりも低いことが多いです。冷房の適用畳数に合わせて選ぶと、冬場のメイン暖房としてはパワー不足を感じる可能性があります。補助的な暖房として考えるのが良いでしょう。
  • 電気代: 暖房運転は冷房運転よりも消費電力が大きくなる傾向があります。
  • 選択肢が限られる: 冷暖房兼用モデルは選択肢が少なく、価格も冷房専用モデルより高くなります。

主要メーカー別の特徴と比較

窓用エアコン選びでは、メーカーごとの特徴を知ることも大切です。ここでは、主要な4つのメーカー(コロナ、トヨトミ、ハイアール、小泉成器)の強みや代表的な機能を紹介します。

コロナ (CORONA)

コロナは換気や清潔さにこだわる人に最適で、多機能性が強みのメーカーです。

  • 冷暖房兼用モデル: 「ReLaLa」シリーズとして冷暖房兼用モデルをラインナップしており、冬場の補助暖房としても使いたい場合に有力な選択肢となります。
  • 換気機能: 室内の空気を外気と入れ替え、快適な空気環境を維持。特にコロナ独自の設計で、花粉やホコリを抑えながら換気可能。
  • 内部乾燥モード: 窓枠に柔軟に対応する取り付け枠で、幅広い窓サイズに設置可能。設置時のストレスを軽減。

トヨトミ (TOYOTOMI)

トヨトミは静音性と効率的な風配りを求める人に適し、センサー技術が際立つメーカーです。

  • センター吹き出し: 本体中央から冷風を吹き出すモデルがあり、冷暖房の風を左右均等に送り部屋全体を効率的に温度調節可能です。カーテン干渉も軽減。
  • 人感センサー: 人の不在を検知して自動で電源を切り、切り忘れ防止と省エネを実現。
  • ドレン水除菌: エアコン内部にたまったドレン水の細菌の繁殖を抑制し、清潔性を保つ機能が搭載されています。

ハイアール (Haier)

世界的な家電メーカーで、価格と手軽さを重視する人や設置の簡単さを求める人に人気です。

  • ノンドレン構造: ドレンホース不要で、結露水を内部で処理。設置場所を選ばず手軽。
  • 取り付けやすさ: ドライバー不要なネジが多く取り付けが簡単に可能。
  • フロントパネル取り外し可能: お手入れがしやすいように、前面のパネルを取り外して水洗いできるモデルがあります。

小泉成器 (KOIZUMI)

小泉成器はシンプルで環境に配慮したモデルを求めるライトユーザー向けのメーカーです。

  • 快眠タイマー: 設定温度に達すると、自動で運転停止。室温が上がると自動で運転を再開し眠りやすい環境を作ります。
  • 錆びに強い取付枠: アルミ製でサビにくい 標準取付枠が商品付属。
  • 前面パネル取り外し可能: 前面パネルを取り外して簡単丸洗い可能なので、メンテナンス性にも配慮されています。

窓用エアコンの設置方法と注意点

窓用エアコンは、手軽に設置できるのが魅力ですが、正しい方法で設置しないと、冷房能力が十分に発揮されなかったり、運転音が大きくなったり、最悪の場合は落下などの事故につながる可能性もあります。

設置前の確認事項

窓用エアコンを設置する前に、以下の点を必ず確認しましょう。

  • 窓の形状とサイズ: 窓用エアコンは、基本的に左右2枚のガラス戸をスライドして開閉する引き違い窓に設置するように設計されています。特殊な形状の窓(上げ下げ窓、開き窓、ルーバー窓など)や、窓のサイズ(高さ・幅)が製品の取り付け可能範囲に合わない場合は、設置できません。
  • 窓枠の強度と状態: 窓用エアコンは20kg程度の重量があります。窓枠が歪んでいたり、強度が不足していたりすると、エアコンの重さに耐えられず、脱落や窓の破損につながる恐れがあります。古い窓枠の場合は特に注意が必要です。不安な場合は、専門業者に相談しましょう。
  • 窓枠の立ち上がり(レール)の高さ: 取り付け枠を固定するために、窓枠の立ち上がりに一定の高さが必要な場合があります。製品説明書で確認してください。
  • 電源(コンセント): 窓用エアコンは、通常の100Vコンセントで使用できます。設置場所の近くにコンセントがあるか、コードの長さが足りるか確認しましょう。延長コードの使用は、メーカーが推奨していない場合が多いので注意が必要です。タコ足配線も避けましょう。
  • アース接続: 感電防止のため、アース端子付きのコンセントがある場合は、必ずアース線を接続してください。アースがない場合は、電気工事店にアース工事を依頼することを検討しましょう(必須ではありませんが、安全性が高まります)。
  • 設置スペース: エアコン本体の寸法だけでなく、吸気口や排気口を塞がないように、周囲に必要なスペースが確保できるか確認します。

設置手順

窓用エアコンの基本的な設置手順は以下の通りです。(※機種によって詳細は異なりますので、必ず取扱説明書をご確認ください)

  1. 取り付け枠の設置: 窓を開け、付属の取り付け枠を窓枠に固定します。ネジでしっかりと固定し、ガタつきがないか確認します。多くの場合、窓の左側に取り付けるのが一般的です。
  2. エアコン本体の取り付け: 取り付け枠に、エアコン本体をはめ込み、固定します。本体は重いので、落下させないよう慎重に作業しましょう。二人での作業が推奨される場合もあります。
  3. 隙間を塞ぐ(パッキン・補助錠の取り付け): エアコン本体と窓、取り付け枠との間にできる隙間を、付属のパッキンや隙間テープで塞ぎます。隙間があると冷気が漏れたり、虫が侵入したりする原因になります。また、防犯のために付属の補助錠を取り付けます。
  4. ドレン水の処理設定: ノンドレン方式の場合でも、必要に応じてドレンホースを取り付けたり、排水口の設定を行ったりする場合があります。説明書に従って設定します。
  5. 電源コードの接続と試運転: 電源プラグをコンセントに差し込み、試運転を行います。冷風が正常に出るか、異音や異常な振動がないかなどを確認しましょう。

設置時の注意点

窓用エアコンを安全かつ効果的に使用するために、設置時には以下の点に注意しましょう。

  • 水平に設置する: エアコン本体が傾かないように、水平に取り付け枠を設置し、本体を固定しましょう。傾いていると、振動や騒音、水漏れの原因になることがあります。
  • しっかりと固定する: ネジは緩みなく確実に締め、本体がガタつかないようにしっかりと固定しましょう。特に、振動による緩みや、強風時の脱落には注意が必要です。定期的に固定状態を確認することも大切です。
  • 隙間を確実に塞ぐ: 冷暖房効率の低下や虫の侵入を防ぐため、付属のパッキンや市販の隙間テープなどを使って、隙間をできるだけなくしましょう。
  • ドレン水の排水経路を確認する: ドレンホースを使用する場合は、ホースの先端が水に浸かったり、折れ曲がったりしないように設置し、排水がスムーズに行われるようにします。排水が滞ると、水漏れの原因になります。
  • カーテンレールの確認: エアコン本体がカーテンやカーテンレールに干渉しないか確認しましょう。干渉する場合は、カーテンの位置を調整する必要があります。
  • 防犯対策: 窓にエアコンを取り付けることで、窓の施錠ができなくなったり、隙間ができたりするため、防犯面での注意が必要です。付属の補助錠を必ず取り付け、必要であれば追加の防犯対策を検討しましょう。

効率的な使い方

窓用エアコンの能力を最大限に引き出し、電気代を節約するためには、使い方にも工夫が必要です。

  • サーキュレーターや扇風機を併用する: 冷たい空気は下に溜まりやすいため、サーキュレーターなどで空気を循環させると、部屋全体が効率よく冷え、設定温度を高めにしても快適に過ごせます。
  • フィルターをこまめに掃除する: フィルターにホコリが溜まると、冷房効率が大幅に低下し、電気代の無駄遣いになります。取扱説明書に従い、2週間に1回程度を目安に掃除しましょう。
  • 窓からの日差しを遮る: カーテンやすだれ、遮熱フィルムなどで窓からの直射日光を遮ると、室温の上昇を抑え、エアコンの負荷を減らすことができます。
  • 適切な温度設定: 必要以上に低い温度に設定せず、快適に過ごせる範囲で高めの温度設定を心がけましょう。タイマー機能も活用し、無駄な運転時間を減らすことも有効です。
  • 定期的な換気: 窓用エアコン自体に強力な換気機能はありません。適度な換気を行い、室内の空気を入れ替えましょう。(ただし、冷房運転中の長時間の換気は効率を下げます)

窓用エアコンに関するよくある質問(FAQ)

窓用エアコンについて、お客様からよくいただく質問とその回答をまとめました。購入前の疑問解消や、使用中の参考にしてください。

窓用エアコンのメリットとデメリットは?

窓用エアコンの主なメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • 設置工事不要: 壁に穴を開けずに、自分で取り付けが可能。賃貸住宅に最適。
  • 初期費用が安い: 壁掛けエアコンに比べて、本体価格が比較的安価。
  • 省スペース: 室外機が不要なため、ベランダがない部屋でも設置できる。
  • 移動・移設が容易: 引っ越し時などの取り外しや、別室への移動が比較的簡単。
  • ノンドレン方式が多い: 排水の手間が少ない。

デメリット

  • 運転音が大きい傾向: 壁掛けエアコンより音が気になる場合がある。
  • 冷房能力が比較的低い: 広い部屋には不向き。適用畳数が限られる。
  • 電気代が高めになる可能性: 壁掛けエアコンの省エネモデルに比べて電気代がかさむ場合がある。
  • 設置場所が窓に限定される: 窓の形状やサイズによっては設置できない。
  • 窓の密閉性低下・防犯面の懸念: 隙間対策や補助錠の設置が必要。
  • デザインの選択肢が少ない: 壁掛けエアコンほど多様なデザインはない。

どんな部屋に適していますか?

窓用エアコンは、以下のような部屋や状況に適しています。

  • 書斎、子供部屋、寝室など比較的小さな部屋: 冷房能力を考慮すると、適用畳数(目安: 木造4~5畳、鉄筋6~8畳程度)に合った部屋での使用が基本です。
  • 賃貸住宅などで壁に穴を開けられない部屋: 工事不要なので、現状復帰が必要な場合に最適です。
  • 室外機の設置スペースがない部屋: ベランダがない、あっても狭いなどの理由で室外機が置けない場合に有効です。
  • 一時的にエアコンが必要な部屋: 夏の間だけ使いたい、仮住まいで使いたいなど、期間限定での使用にも向いています。
  • エアコンの設置工事費用を抑えたい場合: 本体価格に加え、工事費がかからない点がメリットです。

電気代はどのくらいかかりますか?

窓用エアコンの電気代は、機種の省エネ性能、設定温度、使用時間、部屋の環境などによって大きく異なりますが、一般的な壁掛けエアコン(特に省エネモデル)と比較すると、高くなる傾向があります。

あくまで目安ですが、多くのモデルで1時間あたりの冷房運転にかかる電気代は約11円~16円程度です(※電力料金単価31円/kWhで計算した場合)。

電気代を少しでも抑えるためには、以下の点を心がけましょう。

  • 期間消費電力量の少ない機種を選ぶ: 購入時に省エネ性能をしっかり比較する。
  • 設定温度を高めにする: 冷やしすぎず、快適な範囲で調整する(推奨は28℃)。
  • タイマー機能を活用する: 不要な時間の運転を避ける。
  • フィルターをこまめに掃除する: 目詰まりは冷房効率を悪化させる最大の要因の一つ。
  • サーキュレーターを併用する: 空気を循環させて効率よく冷やす。
  • 日差しを遮る工夫をする: カーテンやすだれを活用する。

自分で取り付けできますか?

はい、窓用エアコンは基本的に自分で取り付け可能です。特別な資格や工具は通常必要ありません。取扱説明書に従って作業すれば、多くの場合1~2時間程度で設置できます。

ただし、以下の点には注意が必要です。

  • 取扱説明書をよく読む: 手順や注意点をしっかり理解してから作業を始めましょう。メーカーによっては動画で解説している場合もあります。
  • 安全に注意する: 本体が約20kgと重いため、持ち運びや窓枠へのはめ込み時に落下させないよう、十分注意が必要です。できれば二人で作業することをおすすめします。
  • 窓枠の適合と強度を確認する: 事前に窓のサイズや形状、窓枠の強度を確認することが重要です。
  • 隙間処理と固定を確実に行う: 冷暖房効率の低下や騒音、脱落を防ぐために、隙間なく取り付け、ネジをしっかり締めて固定しましょう。
  • 不安な場合は無理しない: 取り付けに自信がない場合や、高所での作業になる場合は、無理せず家電量販店や専門業者に設置を依頼することも検討しましょう(別途費用がかかります)。

窓用エアコンのお手入れ方法は?

窓用エアコンを長く快適に使うためには、定期的にお手入れをすることが非常に重要です。怠ると、冷房能力の低下、電気代の増加、異臭、カビの発生、故障の原因になります。

  • エアフィルターの掃除(最重要): 最も重要なお手入れです。2週間に1回程度を目安に、フィルターを取り外し、掃除機でホコリを吸い取ります。汚れがひどい場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で洗い、陰干しで完全に乾かしてから元に戻します。
  • 本体(外側・吸込口など)の清掃: 柔らかい布で、本体の汚れを拭き取ります。吸込口や吹出口のホコリも掃除機などで取り除きましょう。
  • 内部乾燥機能の活用: 搭載されている場合は、冷房や除湿運転後に内部乾燥運転を行い、内部のカビ発生を抑制しましょう。
  • ドレン水の確認: ノンドレン方式でも、湿度が高い時期などは水が溜まることがあります。定期的に確認し、必要であれば排水します。ドレンホースを使用している場合は、詰まりがないか確認しましょう。
  • シーズンオフの保管前清掃: 長期間使用しない場合は、フィルター掃除と内部乾燥運転を入念に行い、ホコリが入らないようにカバーなどをかけて保管しましょう。

窓用エアコンに関するその他の注意点は?

  • 防犯対策: 窓に取り付ける構造上、窓の施錠が通常通りできなくなる場合があります。必ず付属の補助錠を取り付け、必要に応じて市販の防犯グッズを追加するなど、防犯対策をしっかり行いましょう。
  • 騒音対策: 自身の運転音だけでなく、振動が窓枠や壁に伝わって騒音となることもあります。設置時に防振ゴムを挟むなどの対策が有効な場合があります。また、近隣への音の配慮も必要になる場合があります。
  • 雨水の侵入: 正しく設置されていれば基本的に問題ありませんが、取り付けが甘い場合や、パッキンの劣化、台風などの横殴りの雨の場合には、雨水が侵入する可能性もゼロではありません。設置時に隙間をしっかり塞ぎ、定期的に状態を確認しましょう。
  • 結露: 冷房運転時に本体や窓枠周りに結露が発生することがあります。ひどい場合は、拭き取ったり、断熱対策を施したりしましょう。

おすすめの窓用エアコン

ハイアールジャパン 冷房専用窓用エアコン JA-W16A-WK

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<商品概要>

冷やしすぎを防ぐ「おやすみ運転機能」。

別売りの延長枠を取付けると2mの高さの窓まで設置可能。

<商品のスペック>

  • ●畳数の目安:木造/4~4.5畳、鉄筋/6~7畳
  • ●冷房能力(50/60Hz):1.4/1.6kW
  • ●室内機運転音(50/60Hz):55/57dB
  • ●室外機運転音(50/60Hz):66/64dB
  • ●電源:単相100V
  • ●消費電力(50/60Hz):480/560W
  • ●期間消費電力量(50/60Hz):364/416kWh
  • ●リモコン○
  • ●寸法:W33.5×H77.0×D25.6cm
  • ●質量:21.2kg

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e angle 電子レンジ ANGV-MOF17-A-K

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<商品概要>

工事不要ですぐに取り付けられるので、転勤や引越しの多い方におすすめ。

空気清浄フィルター搭載。

<商品のスペック>

  • ●畳数の目安(50/60Hz):4~6/4.5~7畳
  • ●冷房能力(50/60Hz):1.4/1.6kW
  • ●室内機運転音(50/60Hz):51/53dB
  • ●室外機運転音(50/60Hz):57/59dB
  • ●消費電力(50/60Hz):550/635W
  • ●リモコン○
  • ●寸法:W33.5×H75.0×D24.0cm
  • ●質量:21.5kg

コロナ 冷房専用窓用エアコン e angle select A-E5シリーズ CW-A1825RE5(S)

コロナ 冷房専用窓用エアコン e angle select A-E5シリーズ CW-A1825RE5(S)

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<商品概要>

賃貸マンションなど、壁に穴を開けられないお部屋に。

コンパクトサイズで高さ77~140cmまでの窓に対応可能。

<商品のスペック>

  • ●畳数の目安(50/60Hz):4.5~7/5~8畳
  • ●冷房能力(50/60Hz):1.6/1.8kW
  • ●室内機運転音(50/60Hz):52/54dB
  • ●室外機運転音(50/60Hz):57/59dB
  • ●消費電力(50/60Hz):595/700W
  • ●リモコン○
  • ●寸法:W33.5×H75.0×D24.0cm
  • ●質量:21.5kg

コロナ 冷房専用窓用エアコン e angle select F-E5シリーズ CW-F1625RE5(WS)

コロナ 冷房専用窓用エアコン e angle select F-E5シリーズ CW-F1625RE5(WS)

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<商品概要>

取り付け簡単、手軽にすばやく設置可能。

オープンパネルがまるごと外せて、らくらく水洗い。

<商品のスペック>

  • ●畳数の目安(50/60Hz):4~6/4.5~7畳
  • ●冷房能力(50/60Hz):1.4/1.6kW
  • ●室内機運転音(50/60Hz):51/53dB
  • ●室外機運転音(50/60Hz):57/59dB
  • ●消費電力(50/60Hz):550/635W
  • ●リモコン○
  • ●寸法:W33.5×H75.0×D24.0cm
  • ●質量:21.5kg

コイズミ 冷房専用窓用エアコン KAW16252W

コイズミ 冷房専用窓用エアコン KAW16252W

商品詳細はこちら

<商品概要>

前面パネルを取り外して簡単丸洗い。

軽くて錆びに強いアルミ取付枠。

<商品のスペック>

  • ●畳数の目安(50/60Hz):4~6畳/4.5~7畳
  • ●冷房能力(50/60Hz):1.4/1.6kW
  • ●室内機運転音(50/60Hz):54/55dB
  • ●室外機運転音(50/60Hz):63/64dB
  • ●消費電力(50/60Hz):580/660W
  • ●寸法:W36.0×H75.0×D23.0cm
  • ●質量:約22.0kg
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