お米をおいしく食べよう!!

備蓄米の味は、保存期間や管理状態によって異なりますが、一般的に、長期間保存された備蓄米は、新米と比べると風味や食感がやや落ちる傾向があります。特に「古古古米（こここまい）」と呼ばれる3年以上保存されたお米は、炊き上がりの香りや食感に違いが出ることがあります

おいしいごはんを炊くためには、正しいお米の研ぎ方を。

どんなおかずにも合う白いごはんは、毎日の食卓になくてはならないものです。しかし、ごはんのおいしさは、炊き方に大きく影響されます。ごはんをおいしく炊くためには、正しくお米を研ぐことが大切な要因のひとつです。

お米を研ぐ理由とは？

昔は精米技術が未熟で米ぬかが多く残っていたため、しっかりと米を研ぐ必要がありました。しかし、現在の精米技術は向上し、米ぬかがほとんど除去されているため、炊く前の米研ぎは軽く洗い流す程度で十分とされています。

こんな研ぎ方していませんか？

水の中で長時間研ぐ

水の中で長時間研ぐとお米に米ぬかのにおいがついてしまったり、お米がやわらかくなったりします。水を入れたまま長時間米研ぎをしないで、水を切り、すばやく研ぎましょう。

ざるに入れて研ぐ

お米を一生懸命になって研ぐと、お米が割れてしまったり、お米に含まれている栄養分まで損なわれてしまいます。お米をざるに入れて研ぐこともおすすめできません。ざるに入れて研ぐと、必要以上に米の表面が傷つき、米が割れたりでん粉が流れやすくなったりします。最近のお米はぬかが少ないため、ある程度水が澄んでくるまでやさしくかき混ぜる程度で充分です。

温かい水で研ぐ

お米は冷たい水で研ぐのが基本です。約35度以上のお湯を使うとお米の温度が上がり、お米の吸水力が高まるため、研いでいるうちに米ぬかのにおいを吸収してしまいます。また、炊飯する前に中途半端にお米が温まるので、炊きムラがでる原因になります。

お米をおいしく炊くための正しい（基本の）研ぎ方

お米の研ぎ方【その1】
正しく計量する

お米をおいしく炊くためには、正確な計量が重要です。1合のお米は約150g（180mL）なので、一般的な200mLの計量カップでは正しく計れません。正確に計るには、お米専用の計量カップを使うか、デジタルスケールで150gを計るのが理想的です。専用カップを使う場合は、溢れた分を菜箸などでならして調整すると、1合分を正確に計れます。

お米の研ぎ方【その2】
すすぎは良質な水

お米を研ぐ際、最初の水は水道水ではなく、浄水や軟水のミネラルウォーターを使うと、ごはんの味が良くなります。お米はすぐに水を吸収するため、たっぷりの水を入れて2～3回軽くかき混ぜたら、すぐに捨てるのがポイントです。水に浸ける時間は約10秒以内にし、お米が水を吸い過ぎないよう注意しましょう。

お米の研ぎ方【その3】
洗米はやさしく

お米を研ぐ際は、力を入れずにやさしくかき混ぜることで、割れを防ぎ、ベタつきを抑えられます。タイガーの炊飯器の内釜は洗米可能なので、移し替えの手間が不要で便利です。米研ぎはお米同士の摩擦を利用するため、水を入れたままでは汚れが落ちにくくなります。水を交換して研ぐのは2～3回が目安で、透明になるまで研ぐと旨みや栄養分まで流れてしまうので注意が必要です。

お米の研ぎ方【その4】
良質な水で浸水させ、炊飯する

炊飯時の水はごはんの味に影響するため、浄水や軟水のミネラルウォーターを使うのがおすすめです。浸水時間は炊き方によって異なり、一般的な土鍋では約1時間以上必要ですが、炊飯器ではプログラムに浸水工程が含まれているため、別途時間を取る必要はありません。タイガーの土鍋圧力IH炊飯器なら、浸水の工程が組み込まれているため、洗米後すぐに炊飯可能です。

※出典：タイガー魔法瓶株式会社ホームページ
https://www.tiger-corporation.com/ja/jpn/feature/rice-cooker/takitate50/128/

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